No.03
犬、猫…15年から20年
シャチ…50年
ソデグロヅル…60年
ゾウ…70年
人間…120年
ホッキョククジラ…150年
ゾウガメ…150年
ニシオンデンザメ…500年
ブリッスルコーン・パイン(樹木)…4000年以上
あれ?
ところで細胞分裂する生物って
親子の区別ってあるのかな?
分裂で増える生物では
「個体」という概念が曖昧になる
個の寿命は規定できないので
種族として続いている事が「寿命」と言い換える事も出来なくもない…
だとすると…
シアノバクテリア……約30億年以上…!?
補足資料
生物の寿命は、種ごとに大きく異なり、その定義自体も必ずしも一様ではない。一般的には、個体が誕生してから死に至るまでの期間を寿命と呼ぶが、この枠組みはすべての生物に同じように適用できるわけではない。
哺乳類や鳥類などの多細胞生物では、個体の出生と死亡が比較的明確であり、寿命も統計的に測定されている。犬や猫はおよそ15〜20年、シャチは50年程度、ソデグロヅルは60年、ゾウは70年、人間は理論上120年程度とされる。ホッキョククジラやゾウガメは150年近い寿命を持つと報告されており、ニシオンデンザメについては、放射性炭素年代測定に基づき数百年生存する可能性が示されている。植物では、ブリッスルコーン・パインのように、4,000年以上生存している個体が確認されている。
これらはいずれも「個体」という単位が比較的安定して定義できる生物である。一方で、無性生殖や分裂によって増殖する生物では、個体の境界が曖昧になる場合がある。単細胞生物が二分裂する場合、分裂前の細胞が「死んだ」とみなされるのか、それとも形を変えて継続しているとみなされるのかについては、定義の置き方によって解釈が異なる。
そのため、分裂によって増える生物では、「親」と「子」の区別が連続的であり、個体の寿命を明確に区切ることが難しいとされる。このような生物に対しては、個体ではなく系統や集団、あるいは種としての継続期間に注目する考え方が用いられることがある。
シアノバクテリアは、その代表的な例とされる。化石記録や地質学的証拠によれば、シアノバクテリアに類似した微生物は約30億年前にはすでに存在していたと考えられている。現在のシアノバクテリアは当時の個体そのものではないが、分裂と増殖を繰り返しながら、系統としては極めて長期間にわたり地球上に存続してきたとされる。
このように、生物の寿命は「個体の存続期間」として測定される場合もあれば、「系統や種が途切れずに続いてきた時間」として捉えられる場合もある。分裂増殖を行う生物では、後者の視点が用いられることがあり、寿命という概念自体が、生物の構造や増殖様式によって異なる意味を持つことが示されている。現在も、生物学や哲学の分野において、個体性や寿命の定義をめぐる議論は継続している。
断片(リンク)
・[The Greenland shark (Somniosus microcephalus) genome provides insights into extreme longevity] (2024) – ニシオンデンザメ長寿のゲノム研究(bioRxiv)
・[Ocean quahog age determination methods] – NOAA Fisheries(オーシャンクアホッグの年齢決定法と長寿例)
・[What are the oldest living animals in the world?] (2024) – NOAA Ocean Service(深海生物の長寿科学的解説)
・[Animals with the longest lifespans] (2025) – IFAW(グリーンランドシャーク・クアホッグなどの長寿リスト


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